雨の日の見えにくいワイパー、放置していませんか?
こんにちは!節約好きパパ整備士のよーすけです。
「雨の日にワイパーを動かしても、なんだかスジが残って見えずらい...」
そんな経験ありませんか?
実はそれ、ワイパーゴムの劣化が原因かもしれません。
しかもこれ、放っておくと視界が悪くなって運転中の事故の原因にも繋がります。
整備士として日々いろんなお客様の車を見ていますが、意外と「交換のタイミングが分からない」「なんとなくそのまま使ってる」という方が多いです。
でも安心してください。
ワイパーゴムの交換は、誰でもで簡単にできるんです!!!!
この記事では、そんな不安をスッキリ解消しつつ、節約にもつながる方法をお伝えします。
ワイパーゴムの交換時期と見極め方
交換の目安は「1年に1回」
ワイパーゴムの寿命は、おおよそ1年程度。と言われています。
ただし、駐車環境や使う頻度によって劣化スピードは前後します。
例えば青空駐車で夏場に直射日光を浴び続けている場合、ゴムはかなり傷みやすくなります。
まずは点検してみよう!
フロントガラス(後ろにワイパーが付いている車はリヤガラスも一緒に)を水気を絞った綺麗なタオルで清掃しましょう。
ここで重要な事がワイパーゴムも一緒に清掃すること!
埃やゴミでスジが残ったり、ガラスを傷つけてしまうかもしれません。
清掃ができたらウォッシャー液を出しながらワイパーを作動させて点検してください。
点検のポイント・こんな症状が出たら交換サイン!!!
- 吹きムラができる
- ガラスにスジが残る
- 「ビビビッ」と音が鳴る
- ワイパーが作動中に引っかかっている
- ゴムにヒビ割れや裂け目がある
1つでも当てはまったら、迷わず交換してOKです!
交換に必要なものと事前準備
最低限これだけあればOK!
- 車種に合ったワイパーゴム(車種に合ったもの)※運転席と助手席で長さが違う場合があります。購入前に確認を!
- 軍手や作業用グローブ(手を保護したり古いワイパーゴムは意外と汚れているので汚れ防止に)
- タオル2枚(点検時に使った物でOK)
Amazonなどのオンラインショップで「車種名+ワイパーゴム」で検索すると対応商品が出てきます。
整備士が教える!ワイパーゴムの交換のやり方
1.ワイパーアームを立てる
まず、ワイパーを作動させて運転席側の窓の端に来たタイミングでエンジンを止めましょう。
最近車はワイパースイッチの操作で運転席の端に自動停止する機能もあります。
2.ワイパーアームからワイパーブレードを取り外す
次にワイパーアームからワイパーブレードを取り外しましょう。
取り外した方がワイパーゴムの交換が楽に作業できます。
ワイパーブレードを取り外したら窓ガラスとワイパーアームの接触部に点検で使用したタオルを挟んでおきましょう。(窓ガラスの傷つき防止対策です)
3. 古いゴムを外す
ワイパーゴムの端っこ(ストッパー部)を持ち、スライドさせて引き抜きます。
引抜く方向を間違えると、ストッパーに引っかかったまま抜くことができないのでよく確認してください。
「ここで手こずる方が多いんですよね。でも焦らず、落ち着いて動かせば大丈夫です!」
4. 新しいゴムを差し込む
今度は新しいワイパーゴムを逆の手順で差し込みます。
ガイドレールに沿わせてスーッと入れて。ストッパーの溝にしっかりゴムがはまっていればOK。
5. 元に戻して完了!
ワイパーブレードをワイパーアームに取り付けて、ワイパーを元に戻して作業終了です。
エンジンをかけて、ウォッシャー液を出しながら作動を確認すればOKです!
点検した時に比べてびっくりするぐらい水捌けが良くなっているはずです!
ちょっとしたコツと注意点
- 雨の日直前ではなく、晴れた日に余裕を持ってやるのがベスト(私は花粉シーズンがひと段落してから梅雨入り前を目安に交換しています。)
- 高額なワイパーゴムを買わなくても大丈夫!1本数百円のワイパーゴムでも定期的に交換すれば雨の日の視界は守られる
自分で交換すれば節約効果も大!
例えば、ディーラーや量販店でワイパーゴムを交換すると…
• ゴム本体:1本1,000円〜2,000円
• 工賃:約500〜1,000円/本
👉 合計:2本で約3,000〜5,000円かかることも!
それが、自分でやれば——
• ゴム本体:1本500〜1000円
• 工賃:もちろん0円!
家族分の夕飯代くらいは浮く計算になりますよね(笑)
この手軽さと節約効果、やらない理由がないです!
まとめ まずここから始めよう!
車の整備って、なんとなく「プロに任せないと無理...」て思いがちなんですが、
ワイパーゴムの交換は、自分でできる自動車整備の最初のステップとして本当におすすめです!
ちょっとしたコツさえわかれば、初心者でもまったく問題ありません。
節約好きな子育てパパの僕としては、
「自分で整備して、お金も安全も守る」
そんな暮らしを、ブログを通じてこれからも発信していきたいと思っています。